
上野−新潟間を結ぶ特急「とき」が上越線を走り始めたのが1962年(昭和37年)、今からちょうど30年前のことである。当時の特急用電車といえばまだ東海道を走る「こだま形」の151系以外になく、当然のことながらこれを基調とした車輌が投入されるわけであるが、20‰の連続勾配を擁する上越線での使用には無理があるため、歯車比を変え抑速発電ブレーキを装備した、すなわち157系と同じ走行性能を有する161系電車が新製されることになった。更に1964年(昭和39年)の東海道新幹線開業によって大量の151系電車が余剰となり、その転用計画が検討された結果、151・161系共に主電動機を100kw/hのMT46A型から120kw/hのMT54型に増強、耐寒耐雪工事を実施して181系に生まれ変わり、1965年(昭和40年)より上越線での使用が開始された。 |