
キハ37形気動車は国鉄最晩年期の1983年(昭和58年)に登場した。昭和50年代に入るとそれまで全国の非電化区間で活躍していたキハ17系やキハ20系気動車の老朽化が著しくなり、その代替用としてキハ40系が投入されてきたが、キハ37形はその役割を受け継ぐ形でデビューした。ただキハ40形が本線走行を前提としていたのに対してキハ37形は地方の支線走行を前提とした設計になっており、徹底した省エネ・省力化及び製造コストの低減がはかられた。もっとわかりやすくいうとキハ40形では高過ぎる、もっと安い車を、というユーザー・ニーズを具現化したのがキハ37形なのである。上の写真は後藤総合車両所所属のキハ37 1。 |