1955.1. 新軽井沢車庫 Photo by: Tadao Nakajima

その草軽電鉄は、1912年(大正元年)に草津軽便鉄道として設立され、

1915年(大正4年)に新軽井沢−小瀬温泉間が蒸気機関車運転で開業、

以後少しずつ線路を延ばし、また電化も進めて社名を草津電鉄に改め

15年後の1926年(大正15年)にようやく新軽井沢−草津温泉間55.5kmが

全通した。

1939年(昭和14年)に社名を草軽電鉄に改称、太平洋戦争中は例の東京

急行電鉄傘下に入ったこともある。

Signさん

軽井沢駅舎記念館は一部部材を用いてはいますが、ほぼ新築されて

います。明治43年建造当初の姿とのことで、見慣れた晩年の駅舎とは少し

趣が異なるようです。こちらは横川と違って他に見学者もなく閑散として

いました。

記念館の前に、今まで町役場近くに保存されていた草軽のL形電機が移さ

れておりました。このL形電機、どんな音を響かせてどのように走るので

しょう。

私が生を受ける10年以上前に動くことを止めてしまったこの機関車、「カル

メン故郷に帰る」などの映像から当時を想像するしかないのが残念です。

その草軽の面影を求めて北軽井沢へ。飲食店に利用されていたという元

駅舎ですが、休業中とのこと。かつてのホーム部分には不動産屋と観光

案内所が。道を挟んで反対側には草軽のバスターミナル。

敷地の形から今でも鉄道駅だったことが想像されます。