
前ページの電車と非常によく似た上の車輌は元鳳来寺鉄道のモハ20。それもそのはず鳳来寺のモハ20と豊川電鉄のモハ21・22は、同じ川崎造船で同時期に製造された同形車なのである。しかし細部をよく見ると乗降扉上部の雨樋の有無などに差異が見られる。モハ20は買収後モハ1700になり、モハ21・22よりやや遅れて1952年(昭和27年)に宇部線へ転出、そのわずか1年後に福塩線へやって来た。国鉄編入後の形式がモハ1600と分かれているのは、同車が出力を70.8KWから100KWに増強し、国鉄型の制御装置を装着したため。 |