スハ32形

1963.7. 岡山駅 Photo by: T. Satomi

Passenger Cars Roomの平松真一さん推薦

 

 個人的には、HPにもありますがスハ32系が一番好きです。

 狭窓がズラリとならんだ姿はとても好きです。

 初年度製作が昭和7年で昭和58年くらいまで50年近く残っていた

 事実を考えてみても評価できると思います。10系よりもはるかに長生

 きです。
  

スハ32形には2種類あって最初はダブルルーフの旧形式スハ32600形

として1929年(昭和4年)に登場、1932年(昭和7年)に丸屋根のスハ32800形

が登場、両者は外観上大きく異なりますが形式称号改正でスハ32形に

統合されました。

私個人は宗谷本線、函館本線、東北本線、磐越西線等でスハ32に乗車

する機会に恵まれましたが、特に磐越西線での乗車の折は雪がしんしんと

降り積もる中、暗い白熱灯が旅に疲れた私にとってはかえって落ち着き、

また客車自身の重量が重いのと積雪で音が吸収されるために、コトンコトン

というジョイント渡りのサウンドが非常に鈍く重く響いて言葉では表現でき

ないなんとも心地よい充実した時間を過ごしました。

上は1935年(昭和10年)梅鉢鉄工所製の丸屋根スハ32 211、下は中島忠夫

さん撮影のダブルルーフ緩急車スハフ32 12で1929年(昭和4年)川崎車輌。

大畑ループで有名な肥薩線の人吉−吉松間の混合列車に連結されていた

もので、この車輌は後にスエ31 17に改造されてダブルルーフ客車消滅後

も鹿児島運転所に踏みとどまっていました。(里見)

1964.6. Photo by: Tadao Nakajima

(写真提供:中島忠夫さん この写真は転載禁止です)