トキ15000・25000形

1977.8. 同和小坂鉄道花岡駅 Photo by: J. Satomi

福実車輌さん推薦

 

 FCでは有蓋車でワキ1(ワムフ1)、無蓋車でトキ15000、コンテナ車

 で初代チキ5000を推薦します。トキ15000は国鉄の大量輸送への

 貢献(トキ10は少数なので15000にしました)、物資別輸送開始時

 の種車となった功績、近代化した形状のトキ25000、新トキ25000

 へと続く日本の無蓋車スタンダードとしてです。
  

3軸貨車のトキ900形、ボギー式無蓋車のトキ10形、長物車のチキ3000

形というあたりは非常に戦時色の強い貨車ですね。

トキ15000形は戦後の1948年(昭和23年)にそのトキ10形の全長を200mm

延長、台枠(フレーム)を全溶接構造とし、台車を新型のTR41型にはきか

えたものです。

この台車は鋳鋼製外枠式と呼ばれ、従来のボギー貨車貨車用標準台車

だった菱枠式のTR20型に較べて、荷重の変動にかかわらずタイヤと

制輪子(ブレーキ・シュー)との間隔を一定に保つことが出来ました。

ちなみにトキ15000形はこの台車をはいた最初の車輌です。

上のトキ15012は同和鉱業小坂鉄道に払い下げられていたのを花岡駅で

撮影しました。

トキ15000形は木製アオリ戸の前近代的な構造でしたが、1966年(昭和41年)

には全鋼製のトキ25000形が登場しました。全長がトキ15000形より

386mmも長くなったにもかかわらず軽量構造となったので自重が500kg軽くなり

逆に荷重は1t増えて36tになりました。

下のトキ27275も同和小坂鉄道の小坂駅にて撮影。

どちらもNゲージの鉄道模型でKATOから製品化されており、そういう意味

でも馴染みやすいですね。(里見)

1977.8. 同和小坂鉄道小坂駅 Photo by: J. Satomi