EF10形

1978.2. 甲府機関区 Photo by: J. Satomi

福実車輌さん推薦

 

 このHPにおいてレトロと言えるか分かりませんが、ELでは貨物ファン

 なのでEF10(EF15とも思いましたが、EF15の基礎はEF10に

 あったと思われるので)を推薦します。

 この機関車は関門間を含め各 地で使用されていたので現在の

 EF81にも匹敵する傑作機と思います。
  

EF10形電気機関車は日本初の国産F級貨物用電気機関車として

1934年(昭和9年)から1941年(昭和16年)にかけて41輌が製造されました。

これは戦前の電気機関車では最大の製造輌数で、そういう意味でも同機は

紛れもなく名機のひとつだと思います。

形態変化も非常に富んでいて細かく詳細に解説を始めるときりがありません

が、このページではその中でも最も特徴的だったEF10形2輌を選んでみま

した。

上の写真は俗に1次型と呼ばれる1934年(昭和9年)製1-16号機の内の1輌、

川崎車輌製13号機です。EF10形は基本的には旅客用機のヒット作である

EF53形の歯車比を変えて先輪を1軸にしたもので、1次型は車体も同スタイル

だったため、まさしくEF53貨物版という趣でした。

下は3次型と呼ばれる1938年(昭和13年)製20-24号機の内の1輌、日本車輌

製(電機部品は芝浦製作所)23号機で、EF56タイプの丸い車体に住友金属

製のHT57型鋳鋼製台車をはいていました。(里見)

1964.1. 山崎駅 Photo by: T. Satomi