キロハ28形

2000.4. 岡山駅 Photo by: Tadao Nakajima

中島忠夫さん推薦

(写真提供:中島忠夫さん この写真は転載禁止です)

国鉄末期からJR移行時以後に起こった大きな出来事のひとつとして、国鉄形

車輌が次々に鮮やかな新塗色へ塗色変更されていきました。

これは模型メーカーにとっては誠に願ったりかなったりで、国鉄標準色時代

には一人のマニアは基本的に1編成しか買わなかったのに対して、模型も

塗色を変更することによって何編成でも発売できるわけです。

しかも「限定版」と銘打って希少品マニアの購買意欲を煽り、メーカー側に

とっては同じ金型が使えるので投資も最小限で済むという、打出の小槌の

ような魔法が使われるようになりました。

しかし上のキロハ28 103のように窓の形まで変わってしまうとそうはいか

ない。異端車1輌のために大切な金型を改修することはできませんから

この手の車輌は見送らざるを得なくなります。ザマみろ(失礼(_ _))

こうなると自作マニアの出番です。中央の窓1つがやや小さくなったのは、

グリーン席と普通席の間に間仕切を設けたためでしょう。

キロハ28形は急行「砂丘」用として、キロ28形2500番台を種車に1987年

(昭和62年)から1988年(昭和63年)にかけて鷹取工場と後藤工場にて4輌が

改造されました。番号は101-104となりましたが、これは更に以前に四国

でキロハ28 1- が存在したため。

車体中央に入った斜めのストライブは当時の鉄道車輌に流行していたデザ

インで、豪華観光バスへ先に取り入れられていたものの影響を強く受けて

います。(里見)