1963.5. 甲府駅 Photo by: T. Satomi

D51 362号機が牽引する下り貨物列車が黒煙を残しながら甲府駅を発車

する勇壮な光景。蒸機ファンでなくとも、鉄道ファンでなくともこの光景に

痺れ、鉄道世界に憧れた人々は多かったはずだ。

D51 362号機は1940年(昭和15年)日立製作所製で、北陸本線電化によっ

て1957年(昭和32年)に甲府へ転入、中央東線電化後は奥羽本線の弘前

機関区に転じた。この機関車も東北時代に長野工場式集煙装置が撤去

され、前照灯もシールドビーム1灯からLP43型大型前照灯+シールド

ビームの2灯式に変更され、外観は大きく変わった。