
D51 362号機が牽引する下り貨物列車が黒煙を残しながら甲府駅を発車する勇壮な光景。蒸機ファンでなくとも、鉄道ファンでなくともこの光景に痺れ、鉄道世界に憧れた人々は多かったはずだ。D51 362号機は1940年(昭和15年)日立製作所製で、北陸本線電化によって1957年(昭和32年)に甲府へ転入、中央東線電化後は奥羽本線の弘前機関区に転じた。この機関車も東北時代に長野工場式集煙装置が撤去され、前照灯もシールドビーム1灯からLP43型大型前照灯+シールドビームの2灯式に変更され、外観は大きく変わった。 |