

京王帝都電鉄は1963年(昭和38年)頃から在籍車輌の前照灯を一斉に2灯化する工事を実施した。目的は照度アップによる前方視界の確保と1灯の球切れに備えたものだが、そのやり方は少々けち臭かった。すなわち在来車が装備している大型前照灯を集めて2個を1セットとして再装着し、不足分のみシールドビーム灯を新製、装着した。そのためデハ2000形や写真のデハ2600形のように車体の大きさの割に妙に前照灯ばかりが目立つフロントマスクを持つ電車が生まれてしまった。まあ醜いとまでいうほどの事ではないのだが。 |