1987.4. 西長岡駅 Photo by: Yoshihisa Ohno

(写真提供:大野義久さん)

車輌コンテストを行ったとしたら「怪車部門」堂々のチャンピオン間違い

なし。貨車の荷台に家屋を建ててしまった。

目的は常識的に考えれば救援車とか工事用作業員のための控車といった

ところだろうか。あるいは知らない内に誰かが家を建てちゃったとか。

(敗戦直後にバスや客車の廃車体に住む人々の写真を見たことはあるが)

もうひとつ驚いたのは、この手の奇車・怪車は昭和30年代頃まで地方私鉄

に行けば結構見られたのだが、わずか10数年前でもこんな素晴らしい怪車

におめにかかれたとは。

車輌形式はわからないが、古い資料を紐解くと越後交通では1915年(大正4

年)の創業時に10t積の無蓋車ト1形を大日本軌道及び天野工場より計24

輌購入しており、これが種車ではないかと推測する。同社には他にも1956年

(昭和31年)に西武鉄道から15t積のト1001形16輌を購入しているが、こち

らは大きさの点で該当しない。

妻面に残る丸い穴については、国鉄の有名な自動連結器への一斉取り替

えが1925年(大正14年)なので、ト1形がそれより10年も前に製造されている

ことを考えれば、バッファーを取り付けてあった跡の可能性が高いと思う。 

●NO.1:阪神電鉄113 ●NO.2:阪神電鉄X-13 ●NO.3:岡山電気軌道100・300形 

●NO.4:オヤ30 4 ●NO.5:阪急電鉄201+251 ●NO.6:越後交通無蓋車 

●NO.7:D51 267・346号機 ●NO.8:38666・68658号機 ●NO.9:9608号機 

●NO.10:29639・29689号機 ●NO.11:尾小屋鉄道DC121 ●NO.12:阪急電鉄1554