Mさんより以下の通り詳細でわかりやすいご説明をお送りいただきました。
Mさん、どうもありがとうございました。
【この機関車の手ブレーキは制輪子の圧着状態で確認できないので手ブレーキ
ハンドル横の「ユルメ」表示器によって緩解を確認の事】の件ですが
(1)まずは読み方
この機関車の手ブレーキ(装置)・・・・・・・・・・・・は
制輪子の圧着状態・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・で
(手ブレーキの緩解を)確認できない・・・・・・・・・ので
手ブレーキハンドル横の「ユルメ」表示器・・・によって
緩解・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・を確認の事
って読みますが、つまり「この機関車の手ブレーキ装置は掛かっているのか緩んで
いるのかを制輪子が車輪に圧着しているかどうかでは確認できないため手ブレーキ
のハンドルの横についている「ユルメ」表示器で確認すること」ってことです。
文章のニュアンスとしてはわかっていただけましたでしょうか?
で・・・どうしてそういうことになっているかという解説ですが
(2)つぎは内容
通常の空気ブレーキはシリンダに圧縮空気を入れてやテコやロッドを動かして制輪
子を車輪やブレーキディスクに押し付けることでブレーキをかけますが、手ブレーキ
というのも通常この空気ブレーキのロッドなどをハンドルとそれにつながったネジ
をまわすことで手動で動かしてブレーキをかけます。
つまり手ブレーキも制輪子を車輪やブレーキディスクに押し付けることでブレーキを
かけます。ところがDE10系列の機関車の場合は事情が違っていて、手ブレーキは
エンジン・液体変速機と各動輪の減速機をつないでいる推進軸のひとつ(第2推進
軸(乙))に手ブレーキ専用のブレーキディスクがついていてそれにブレーキパッドを
ハンドルをまわすことで押し付ける方式となっています。
ちょうど自動車のサイドブレーキのようなものがついていると考えていただければ
いいでしょう。
つまり普通の機関車では制輪子が車輪から離れていれば、即すべてのブレーキが
緩んでいるということになるのですが、DE10系列に関しては制輪子が車輪から
離れていても手ブレーキがかかっている可能性がある、ということになります(手ブレ
ーキのかかっている第2推進軸(乙)は外からはまず見えません)
で(実際はほとんどの手ブレーキについていますが・・・)手ブレーキハンドルをどれ
だけ回したかを表示するハンドル脇のユルメ表示器でちゃんと確認しないとわから
ないということになってしまいます。そうしないと手ブレーキをかけたまま走ろうとして
トラブルになってしまいます。
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