
大阪に本社を置く石原産業(株)の四日市工場の専用線で、B6系の古典蒸機機関車が現役で働いていることは鉄道ファンの間では有名だったが、その機関車がB6系の中でも最も希少価値の高い機関車であったことは意外に知られていなかった。車輌番号2412、1904年(明治37年)ドイツ製のこの機関車は、総数528輌という大所帯を誇ったB6系の中でも、わずか6輌しか存在しないハノマーク(Hanomag)社製のロコであり、その内の1輌が最後まで残っていたというのは奇跡に近い。このコーナーでは貴重な2412号機の車輌写真を、専用線を走行中のシーンも含めてご紹介したい。 |