
当時の山陽筋の主役といえばどうしてもC62形がクローズアップされてしまうが、少なくとも数の面でいえば旅客列車牽引機の主力はC59形だった。山陽本線にはこの姫路第二機関区の14輌をはじめ、岡山13輌、糸崎18輌、広島第一13輌、同第二18輌、岩国3輌、下関9輌の計88輌が配置され、C62が牽引する一部の特急・急行列車を除く、すべての旅客列車を担当していた。ちなみに姫路第二機関区配置の14輌は、8号機を除く全車が戦後形である。上のC59 103号機は1946年(昭和21年)川崎車輌製で、この撮影の翌年1960年(昭和35年) 10月の岡山電化に伴って岡山機関区に転属、翌々年1961年(昭和36年) 10月には更に広島第一機関区へ追いやられ、1964年(昭和39年)10月に山陽本線電化完成と共にその生涯を終えた。 |