19日:中間気動車代表 国鉄キハ19形 

1964.5. 東和歌山駅 Photo by: T.Satomi

キハ19という形式は、恐らく国鉄気動車の中で一般に最も知られていない

形式のひとつではなかろうか。

一般型気動車の中間車としては、キハ17系(旧キハ45000系)用に造ら

たキハ18(旧キハ46000)がある程度名が知れているが、上のキハ19

はそれより以前に湘南電車スタイルの電気式気動車として登場した

キハ44000系の中間車である。

同車はキハ44200形として1953年(昭和28年)にわずか5輌が製造され、

後に機械式に改造されてキハ19形となったが、輌数が少ないのに加えて、

当たり前のことだが常に中間に連結されるため全く目立たない車輌だった。

一見キハ18とよく似ているように見えるが、キハ19はトイレ付であり、

乗降扉の幅も150mm広い。従って窓配置もかなり異なり、又、台車も電気式

時代のDT18型をそのままはいていた。