17日:食堂車代表 国鉄オシ17形 

                                1962.6.大阪駅 Photo by: T.Satomi

食堂車は数ある鉄道車輌の中で、私も含め最も鉄道ファンに人気の高い

車種のひとつである。

食事そのものは「高い・遅い・不味い」と3拍子揃っているにもかかわらず、

移りゆく車窓を眺めながらの食事という豪華な雰囲気に憧れて、私なんぞ

もついフラフラと足を運んだものだが、現在では食堂車連結列車は

「北斗星」と新幹線の一部くらいになってしまった由、とても寂しい気がする。

さてオシ17形は10系軽量客車の1員として1956年(昭和31年)に華々しく

デビュー、名目上は古い木造客車からの改造だが実質的には新製車である。

オシ17形はデビュー以来、日本を代表する特急・急行列車のほとんどに

連結され一世を風靡したが、やがて特急・急行列車の電車・気動車化に

よって徐々に活躍の場を失い、最後は大惨事となった北陸トンネル列車

火災事故の張本人という汚名を着せられながら寂しくこの世を去った。

上は東京−博多間を結ぶ名門夜行急行「筑紫」の3号車に連結された

オシ17 23。