14日:除雪車代表 国鉄DD14

1974.3.釧路機関区 Photo by: J.Satomi
DD14形ディーゼル機関車は蒸機時代のキマロキ編成に替わる除雪車輌
の決定版として、1961年(昭和36年)に雪国の鉄道関係者の期待を一心に
受けながら登場した除雪専用機関車である。
見かけと実際とは違う、とよく言われるが、このDD14形は傍に近寄ると
実にでかく、その迫力に圧倒されたものだが、実際には500PSのDMF31
SB−R形エンジンを2基搭載、すなわちDD13と同じパワーしか持って
いなかった。
もっとも本機は除雪専用車輌であって、数字上の出力などはあまり関係ない。
DD14は1時間になんと6000tの雪をかき集めて遠くへ吹き飛ばすことが
出来るスーパー除雪車なのであった。
ただこの機関車はその構造上、一方方向しか除雪が出来ず終着駅での
転向に不便を生じるため、2輌のDD14を背中合わせに連結して除雪する
通称「犬つなぎ」と呼ばれる方式がとられていた。
又、シーズンオフには除雪器を取り外して一般の入換作業
などもこなせるようになっていたらしいが、本機が入換作業に
従事している姿を見ることは滅多になかった。

