1963.7. 北松本駅 Photo by: T. Satomi

先月に引き続き旧形国電の大画像。

クモハ12形というのは17m級の両運転台式電動車の総称であって、その

中には改造の種車によって様々な形態を持つグループが混在していて

興味が尽きない。およそ世の中の事物を語るときは主流と亜流、代表と

異端という具合に分けてしまうのが便利なのだが、クモハ12形の場合は

あまりにもバラバラであるためにどれが代表的なグループであるとは一概

に言い難いのである。

写真のクモハ12 001は最も若番台に属するグループということで、一応

ここでは代表格ということにしておこう。このグループは1933年(昭和8年)に

東京の中央・京浜線用としてもともと両運転台式で製造されたモハ34形が

前身で、総勢26輌が誕生したが太平洋戦争中に9輌が片運転台化され、

3輌を空襲で喪失、戦後も10輌がモニ53形(後のクモニ13形)に改造され

たために残存勢力わずか4輌となってしまった。

その4輌は1953年(昭和28年)の称号改正でモハ12 000〜003を名乗った

のも束の間、1967年(昭和42年)に000・002・003が早々とこの世を去り、

写真のクモハ12 001だけが奇跡的に1983年(昭和58年)まで現役で生き

残ったのであった。


以前の大画像

●NO.1:DD20 2号機 ●NO.2:D51 265号機 ●NO.3:紀州鉄道キハ40801 

●NO.4:C55 19号機 ●NO.5:新京阪デイ100 ●NO.6:ED75 501号機 

●NO.7:29608号機 ●NO.8:スハ32 286 ●NO.9:D52 355号機 

●NO.10:C58 316号機 ●NO.11:食堂車ナシ20 ●NO.12:京浜急行クハ156 

●NO.13:D51 362号機 ●NO.14:ED30 1号機 ●NO.15:北見機関区転車台 

●NO.16:弘南鉄道モハ2026 ●NO.17:東武鉄道モハ3210 ●NO.18:クモハ73 024 

●NO.19:D51 727号機 ●NO.20:スハネ30 50 ●NO.21:山陽電鉄200形 

●NO.22:京阪京津線20形 ●NO.23:C11 41号機 ●NO.24:西武鉄道クハ1311 

●NO.25:C58 33号機 ●NO.26:南海電鉄モハ2001系 ●NO.27:同和小坂鉄道DC1形 

●NO.28:C55 46号機 ●NO.29:C55 52号機 ●NO.30:京王帝都デハ1402 

●NO.31:近鉄モト2721+2722 ●NO.32:交直両用電車クハ401 

●NO.33:名古屋鉄道ク2132 ●NO.34:京阪電鉄1820 ●NO.35:横浜市電1001 

●NO.36:大阪地下鉄6000形 ●NO.37:ワフ21000形 ●NO.38:銀座4丁目交差点 

●NO.39:阪急電鉄672 ●NO.40:西鉄福岡市内線102 ●NO.41:名鉄モ301 

●NO.42:D61 4号機 ●NO.43:マハ29 73 ●NO.44:モハ70 121 

●NO.45:東武鉄道クハ360 ●NO.46:クモル23 050 ●NO.47:名鉄モ524 

●NO.47:モハ31 003