1963.3. 別府港駅 Photo by: T. Satomi

別府軽便鉄道開業時には自前の機関車を保有しておらず、隣接する播州

鉄道(国有化後の加古川線)から蒸気機関車を借り入れていたようだ、1922

年(大正11年)に雨宮製作所製の1号機と2号機を導入した。両機は全長

8.3m、重量26.5tの1B形タンク機で、動輪直径はわずか850mmしかなく、

ボイラーも非常に細いのが特徴、そのためボイラー下部から向こうの景色

が見渡せる。やや非力であったのか、昭和に入ってC形のより強力な機関

車が導入されると、別府港の入換専用機に退いた。

上の写真では煙室部分のカバーが取り外され、内部がむき出しになって

いるのが少々痛々しい。